夜学舎

太田明日香の本を出すレーベルです

『B面の歌を聞け』2号

『B面の歌を聞け』2号「酒との付き合い方」ご紹介ページです。

 


内容

yagakusha.hatenablog.com

目次

(もくじ)
巻頭言

インタビュー
 楽しさと面白さを分かち合いたくなる味 木谷ワイン 木谷一登さんインタビュー
  お話を聞いた人 木谷一登さん

 いつまでも心地よい気分が続くお燗の秘訣  酒うらら 道前理緒さんインタビュー
  お話を聞いた人 道前理緒さん 

特集 酒との付き合い方
 雑に飲んで、雑に死ぬ。 綿野恵太
 酒豪と言われた私が、お酒をやめてみたら。 江角悠子
 ムスリムとお酒 バーヌ
 ワインと生活と 丸茂正裕
 地獄の沙汰も酒次第か? 神田桂一
 コンビニで摂れるハードドラッグ 小田晶房

読書案内
 酒と戦とコロナと女 太田明日香

投稿 
 コロナと酒 小池利彦
 吉田類『酒場放浪記』をB面的に眺めている 立石尚史
 〈お酒にまつわるただのおしゃべり〉 ふふふのZINEメンバー(野呂巧、井上有紀、よしのさくら)

特別企画 紙上B面ラジオ 
 C面について  話し手 モリテツヤ 

特別付録 コロナと酒年表

 

48ページ、2色刷り
デザイン 小田晶房
印刷 Hand Sawpress KYOTO
題字 山下陽光(途中でやめる)
取材、編集、執筆 太田明日香

 

ウェブショップ

yagakusha.thebase.in

 

書店様への卸売りのご案内

税込み1100円、7掛け、5冊~(お店の都合で3冊からでも可)
送料こちらもち
委託はやっておりませんが、イベントに合わせて卸してほしいというご要望がございましたら、委託も可能です。その場合は貴店の掛け率に合わせます。

取扱店情報

★は1号取扱店です。
【北海道】

北海道 Seesaw Books 

 

【東北】

岩手 BOOKNERD

宮城 ボタン

 

【関東地方】


東京 Title

東京 IRA

栃木県 書肆ひるね

神奈川県 圏外書房
〒238-0016神奈川県横須賀市深田台34
営業日:金、土、日、11時30分~23時30分
日曜日の閉店時間は模索中でカフェとbarと併せて「本屋」を営業
SNSはやっておられないそうです!

中部地方

愛知 TOUTEN BOOKSTORE
三重 トンガ坂文庫


【関西】

大阪 Calo Bookshop&Cafe
大阪 シカク

大阪 スタンダードブックストア

大阪 FOLK old book store
大阪 POL

大阪  β本町橋(ベータ本町橋)
大阪 犬と街灯
大阪 ホホホ座 西田辺
大阪 MoMoBooks

兵庫 1003
兵庫 納屋文庫

奈良 とほん

奈良 奈良蔦屋書店

京都    hoka books

【中国、四国地方


鳥取 汽水空港

高知 太陽の眼


【九州】

宮崎 ポロポロ書店
 ※ロゴを作ってくれた山下陽光さんの途中でやめるも扱っておられるお店です。
福岡 All Books Considered



イベントでのご購入(すべて終了しました)
 ・GIVE ME BOOKS NARA!!
 8/21 1日だけ出店

twitter.com


・ふうせんかずら 
奈良の貸し棚書店 7月-10月 

twitter.com

・zine zine zine2022
8/24-9/10 富山 


・太陽の眼出張販売 高知 9月3〜25日

taiyounome.square.site

 感想

B面の歌を聞け2号 内容紹介

B面の歌を聞け2号の内容紹介です。

 

 

 

執筆者

綿野恵太/江角悠子/丸茂正裕/バーヌ/神田桂一/小田晶房/小池利彦/ふふふのzine/タテイシナオフミ/モリテツヤ

(インタビュー)木谷ワイン/酒うらら
(広告)神戸に本屋をつくる/キョートット出版

企画・編集|太田明日香

 

巻頭インタビュー


奈良初のワイナリーに挑戦中の木谷ワインの木谷一登さんと、お燗酒の魅力を伝える酒うららの道前理緒さん。

 

 

特集


綿野恵太さん「雑に飲んで、雑に死ぬ。」江角悠子さんの「酒豪と言われた私が、お酒をやめてみたら。」は禁酒体験から見えてきたもの。バーヌさん「ムスリムとお酒」はお酒にまつわるハラスメント体験について。

丸茂正裕「ワインと生活と」追浜のワインスタンド店主による時短への憤り。ライター神田桂一さん「地獄の沙汰も酒次第か?」は飲めて当たり前と言われる業界で下戸がいかに生き残ってきたか。


印刷もお願いしたhand saw press の小田晶房さんのお酒をやめた体験記「コンビニで摂れるハードドラッグ」、酒にまつわる本を紹介する太田明日香「酒と戦とコロナと女」



読者投稿欄


新潟のジンイベントふふふのzineのメンバーによるお酒にまつわるおしゃべり。
神戸に本屋を作ろうと活動中の小池利彦さんのおじいさんの思い出。
そしてフリーペーパーHOWEの立石尚史さんによる吉田類の酒場放浪記鑑賞記。


コロナと酒年表はコメカさんの年表作りに触発されてやってみました。
2020年から21年のコロナと酒にまつわる出来事をまとめました。


特別コーナー

 

紙上B面ラジオ。
去年イベントで流したモリテツヤさんのトークを再録。鳥取にミニシアターjig theaterができて街がどう変わったかについて話してもらいました。

 


次号予告

テーマは「歩く、走る」

寄稿募集中、テーマは「自分の足で」
1200字以内でお願いします。

 


広告募集

 

『B面の歌を聞け』では広告を募集しています。
詳細はお問い合わせください!

 

サスティナブルな本の売り方を考えてみる

サスティナブルな本の作り方、売り方に興味があります。
サスティナブルというのは、環境に対してと作家に対してと本屋に対しての3つの方向性からです。
まず今の本の流通は疑問に感じる部分があります。
例えば本の流通は返品があるから本屋が無駄なく仕入れられる仕組みとなっていますが、逆に無駄も多いと思います。
例えば、発売時期に注文が多くて、出荷が追いつかなくて増刷したとしても返品されてきて、増刷しなくてよかったということがあります。
また、返品された本は角やカバーが傷んだり汚れたりするのでカバーを掛け替えますが、改装用にカバーを余分に刷っています。
そのカバーは使わなかったりして無駄になることもあります。
また、話題作りのために本をタワーのように積んで売るという方法がときどき取られますが、それのために無理に刷ったりすることもあります。
本屋は取り分が少ないし本は多品種少量生産の商品なので返品のおかげで、本屋はいろいろな本を取り揃えられます。だから一概に返品を悪者扱いはできません。

しかし一方でそれのせいで在庫がだぶつくということもあります。
在庫となった本は、資産になりますので、売れないで一定期間が過ぎると断裁されゴミとなります。この地球環境を考えないといけない時代にそんなことでいいのでしょうか。
また断裁は作家にとって非常にダメージになります。誰でも作家であれば経験することと言われていますし、それを乗り越えてこそという意見もありますが、しかしなんでそんな出版社と流通の都合にいちいちつき合わないといけないんだろうという疑問は残ります。

じゃあそこで買い切りではどうだろうと考えてみます。
しかし、そこでもまた批判がいろいろあります。まずそんなに余力のある店ばかりではない。また、一般に言われている独立系書店のラインナップが金太郎飴みたいだというような批判もあります。
正直私はそれは解像度が低い批判だと思っているので、それについては後日稿を改めて論じたいと思います。

また、それだけではありません。以前このような文章を書きました。

 

yagakusha.hatenablog.com

 

300〜500部程度の本を10部ずつ30店舗くらいに買い切りでおろしたら採算が取れるのではないかというアイデアです。しかし、こちらの在庫はなくなったけど、本屋におろした分が動かなくて在庫になるという場合もあります。
作り手側だけ採算が取れても本屋の損になるのもなんとなく違うのではないかという気がします。


それで思いついたアイデアがあります。
全国で協力店を募り、12店舗くらいで1月ごとに巡回展をすればどうでしょうか。

それと似た事例で全国でトークイベントをしながら売り歩くという方法があります。
しかし、この場合一店一店に対し仕入れとか日程とか交渉をしないといけないし、正直イベント当日にそんなに売れない場合もあります。
なので、イベントの有無にかかわらず1か月くらいじっくり置いてもらって売れ行きを見てもらって扱うかどうか判断するという方法です。
それじゃ委託と変わらないではないかと思われるかもしれませんが、そこは抱き合わせでほかの書籍を並べるとか、著者のイベントをやるとか、物販もするとか、なんらかの工夫をします。

全国のできるだけたくさんの店舗とつながるという方法もあると思うのですが、300から500部程度だといかに確実に売れる店とつながっておくかの方だ大事じゃないかと思います。

例えば採算が取れる部数が150〜200部くらいだとして、10冊✖️20店舗くらい定期で扱ってくれるお店があれば、残り300部は3〜5年でイベントと手売りとネットショップで売れていくでしょう。

今までの実感ですと、私の場合はトークイベントよりも対面接客の場合が一番売れるので、定期的に手売りできる機会を見つけて売るのが一番いいやり方です。なので、お店も全国のいろんなお店とつながるというよりも、確実に売れそうなところと密につながっていくという形があっていると思いました。

売る場所については、なるべく東京以外で売っていきたいと思っています。
東京ではすでにDIYアナキズムに特化したインフォショップIRAとランドマーク的なTitleというお店で扱っていただいているので、もうそこだけでいいのではないかと思いました。

ira.tokyo

www.title-books.com


もちろん業界の人が多い東京で業界の人の目に留まればそれだけチャンスも増えるでしょうが、そこだけに受けても、あまり意味がないのではないかと思いました。
これも実感ですが、私の作るものや書くものはあんまりフォロワーが多くなかったり、地方ずまいの人だったりの方が反応してくれるような印象があります。
前はもっと中央の人に認められてメジャーになりたいという欲がありましたが、
それよりも自分の作ったものを読んでくれる人にきちっと向き合うことの方が大事だろうと思いました。

まず第一弾として、9月3日(土)〜25日(日)に高知の太陽の眼さんで夜学舎まつりを開催します。
夜学舎で作った『愛と家事』『B面の歌を聞け』1号と2号、『密鬱日記』とこれまで寄稿した『女と仕事』『彼岸の図書館』『オフショア』『仕事文脈』等が揃います。

23日と24日には来店イベントもございます。高知の皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
それから、全国の書店の方やスペース運営、お店をやられている方で、うちでも夜学舎まつりをやってもいいという方がいらっしゃいましたら、是非お声かけくださいませ。
本とパネルはこちらで用意させてもらいます。

t.co

『密鬱日記』販売情報

『密鬱日記』のご購入方法です。
店頭、通販、イベントといろいろありますのでまとめました。
現在こちらで販売中です。

hirasumashobo.stores.jp



こちらは読んでくださった方の感想です。

店頭でのご購入
6/29追記しました。

BOOKNERD

盛岡の本屋さん
通販と店頭でお求めいただけます。

Calo Bookshop&Cafe
大阪・肥後橋のカフェ&本屋さん。
通販と店頭でお買い求めいただけます。

calobookshop.shop-pro.jp


ホホホ座
京都・浄土寺のお土産&本屋さん。
ネットショップにはありませんが、通販希望の方は問い合わせてみてください。

ぽんつく堂

大阪・枚方の印刷所兼書店さん。こちらで密鬱日記も印刷してもらいました。
通販でも販売中です。

pontsukudo.thebase.in

 

ながいひる

岡山の古書店
人々の日記というコーナーでいろんな方の日記を売っています。
ながいひるの木村さんの日記も率直でおもしろい。
通販でも販売中です。

nagaihiru.theshop.jp


日記屋月日
東京にある日記専門店&カフェ。この記事でも取り上げました。

通販サイトにはまだ掲載されてないようですが、取り扱いはあるので、問い合わせてみてください。

yagakusha.hatenablog.com


イベントでのご購入
 ・GIVE ME BOOKS NARA!!
 8/21 1日だけ出店

twitter.com


・ふうせんかずら 
奈良の貸し棚書店 7月-10月 

twitter.com

・zine zine zine2022
8/24-9/10 富山 


・太陽の眼出張販売 高知 9月3〜25日

taiyounome.square.site


(終了)

・hoka books つくり手の見えるリトルプレス展
現在京都の書店hoka booksで開催中。5月8日まで。
夜学舎で出店しています。既刊もまとめて購入できます。

hokabooks.com

 

・GIVE ME BOOKS

ふうせんかずらのブースで出ます。私は5月8日のみの出店。
こちらは既刊と、以前編集した本や寄稿した本をもっていきます。
イベント販売用に仕入れた本も余裕があればもっていくかも。

store.tsite.jp

文学フリマ岩手
6月19日に岩手である文学フリマに出ます。
初東北参戦です。東北在住者の方、お会いしましょう!

bunfree.net

 

・ふふふのzine
7/9-11 新潟 

fufufunozine.stores.jp

 

通販
BASE、codoc、銀行振込とご用意しています。
手数料の関係で少し値段が変わっております。

一番お安いのは、銀行振込ですが、この場合メールでのやりとりが発生しますので、ご了承ください。

・BASE

1290円(本体税込み990円+送料300円)

yagakusha.thebase.in

 

・銀行振込

銀行振込をご希望の方は、下記フォームに銀行振込を希望のボタンを押してください。こちらから後日振込先を送ります。この場合は1130円(本体税込み990円+送料)となります。

docs.google.com

 

・codocでの決済

docs.google.com


BASEを使いたくなくて、メールでのやりとりが面倒な方はフォームにご記入の上、codocでお買い求めください。この場合は1200円(本体税込み990円+送料+手数料)となります。

codoc-icon
『密鬱日記』ご予約
1,200円

ツイートミニエッセイを始めました

最近Twitterの使い方を変えたという記事を書きました。

yagakusha.hatenablog.com


今は10時は宣伝事項、17時は一ツイートでもわかって連続しても読めるミニエッセイを連載しています。

今は17日まで「作家と名乗れるまで」を連載中です。

2月21日〜28日は「本という森」

 

4月までの更新記録と今後の予定は以下の通りです。

3月18日〜30日「書き手になることと幸せ」
3月31日〜4月19日「"見返してやる"の罠」
4月20日〜30日「不安にのみこまれないためには」
5月1日〜18日「楽に書く」
5月19日〜6月2日「"よかったね"でいい」
6月3日〜16日「怒るのが下手な人は」
6月17日〜7月5日「"私は違う"から降りたい」

お楽しみに!

こちらは、『書くことについてのノート』としてまとめました。

yagakusha.hatenablog.com

 

webshopはこちら→https://yagakusha.thebase.in/