夜学舎

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Twitterをミニブログとして運用してみる

だいぶ前のものですが、TwitterSNSではなく、ミニブログだという記事を読みました。

qianchong.hatenablog.com
このブログ主の徳久圭さんはTwitterをやめたそうですが、私はこの記事に影響を受け、本来のミニブログとして運用できないかと思いました。
ほかにもいろんな記事を見たところ、Twitterは最初は、会員制で交流するサービスというよりも、短い文章でも言いたいことが書けるミニブログサービスリリースされたそうです。
私はずっとTwitterの使い方に悩んできたのですが、この記事をヒントに、Twitterミニブログとして運用することにしました。

1、Twitterを予約投稿で運用する
Twitterが出始めのころは「〜なう」という言葉がはやったように、そのときしていることをつぶやくツールとして使われていました。
だから、オンタイムで使うものだと思い込んでいました。
しかし、ミニブログとして運用するというアイデアが浮かんでから、ブログを書くときのように言いたいことをいったん寝かせてみることにしました。
まず、何か思いついたり、お知らせしたいニュースを見つけたりしてもすぐ投稿せず、下書きにおいておきます。
投稿はなるべくパソコンで作り、何度も読み返してチェックします。
そして、予約投稿機能を使って事前に投稿時間をセットします。
投稿の登録は週一くらいのペースでやって、投稿したいことが増えたら投稿時間を入れ替えるなどして、細かい調整を入れます。

ちなみにこれはすでに実践されている方が多くいらっしゃると思います。
Titleという本屋の辻山良雄さんも、『本屋、はじめました』という本で毎日予約投稿で本の紹介を投稿していると書いてありました。
twitter.com


連載していた文章はこちらに本にしてまとめました。

yagakusha.hatenablog.com


2、予約投稿してよかったこと
ずっと画面を見ているのがしんどい、気分によってつぶやいてしまう、スマホだと誤字脱字が多い、自分の意見が固まらないうちに人の意見をたくさん見て意見が決まらない、Twitterの雰囲気に気分が左右されやすいのが私の悩みでした。
予約投稿に変えたことで、

・誤字脱字が少なくなる
・周りの反応があまり気にならなくなる
・ネガティヴツイートが減り、気分で書かなくなる
・有用な情報をツイートしているせいかいいねとリツイート、フォロワーが増えた
・だらだらタイムラインを見るのが減る
などいいことがありました。

悪い点は今のところ見当たりません。
強いていえば、ビジネスアカウントぽくなって個性が出にくいくらいでしょうか。

3、交流は?
Twitterが交流のためのSNSだと思っていたときは、リツイートやリプ、いいねなどをつけることが大切だと思っていましたが、ミニブログと捉えることで「これはSNSではないからいいや」と思えるようになりました。
また、人が交流していると以前はいいなと思っていたのですが、今は「私とは使い方が違うだけだから」と割り切れるようになりました。

加えて、徹底するなら
フォローしている人を全部ミュートにするまたは、フォローする人をゼロにする
も有効だと思います。
知り合いの人はフォローしている人を全部ミュートにしていると言っていました。
ときどきエゴサーチをしてあとでいいねをしたり、リツイートしたりしているそうです。
また、フォローする人をゼロにするは企業やお店のアカウントならよく見かけます。これを個人に応用する形で運用している人もたまにお見かけします。

常にタイムラインを見ていたら情報の流入をコントロールしたり、Twitterの雰囲気に飲み込まれないためにそのような方法も有効かなと思いますが、予約投稿で運用だと常にタイムラインを見ているわけではないので、そこまでしなくてもいいのかなと思い、私はやっていません。

5、インタレスト・ネットワークとしてとらえる
もう一つTwitterミニブログとして運用する上で、このまとめにあった「インタレスト・ネットワーク」という言葉も参考になります。

togetter.com

交流やネットワーク目的のSNSだと思うと、いちいち知り合いにフォローを外されたりブロックされると自分の文章や人格が否定されたような気がして気に病むこともあったのですが、「インタレスト・ネットワーク」だと思えば、そこまで気にならなくなりました。
例えば私がサッカーファンでサッカーブログを書いていたら、スポーツをほとんど見ない友達が自分のブログを見なくても当然だと思います。
でもTwitterSNSだと思っていた頃には、Twitterで知り合った人にはそういう面も受け入れてほしいみたいな気持ちがうっすらありました。それはTwitterに自分のいろんな面を書いていて、それを見てくれているからという気持ちがあったからです。
でも、Twitterをインタレスト・ネットワークだと思えば、自分に興味を持ってくれないからといって、自分はつまらないとか、人に嫌われたとかそういうことを思う必要はないと割り切れます。

6、おわりに

ここまでするならTwitterをやめれば? とも思ったのですが、やはりそこで得られた人間関係だったり、Twitterでしか連絡がつかない人もいること、広報ツールとしては便利な面が多いこともあり、私はいまのところやめる選択肢はありません。

Twitterは人の批判を気にしないメンタルの強い人しかやっていけない、というようなことを聞いたことがあります。気にならないようにするために、気にしないという方向も考えましたが、気になるものは気になるし、できないから悩んでいるのです。それなら、気にならないように使い方を工夫することで、自分に合った形で使っていけばいいのかなと思いました。

SNSとの付き合い方に関してはこの記事もよければ読んでみてください。

kokeshiwabuki.hatenablog.com

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