わたしはこの仕事をした! 2018年
2018年の仕事のまとめです。
集え、香川の古本好きたちよ!(11/23ポリ裏ブックバザール@香川)
【告知】「りっすん」に記事を書きました
はたらく女性の深呼吸マガジン「りっすん」に
遅れて来た反抗期を終えて感じた「ほんとうの自立」という記事を書きました。
愛と家事の「遅れて来た反抗期」の後日談です。
よかったら読んでくださいね〜。
イベントレポ【6月[オムラヂとほん@やなぎまち商店街内「元ふくせ」]】
奈良でルチャ・リブロという私設図書館をやっている青木さんに、
オムラヂとほんというイベントに呼んでもらいました。
青木さんは長年オムライスラヂオというインターネットラジオをやっています。
その公開収録も兼ねていました。
青木さんは話題が豊富で、たくさんパスを投げてくださって、
とても話しやすかったです。
インターネットラジオで公開される予定なので、
内容はあまり書かないようにしておきます。
来てくださった人の感想をいくつか載せておきます。
大和郡山市の柳町商店街で「オムラヂとほん vol.2」にお邪魔してきました。『愛と家事』の太田明日香さんとルチャ・リブロ青木さんのおはなし。「愛があっても他人」という話を肝に銘じつつ、「フードコートへの違和感」について追及したい。 pic.twitter.com/cd6xflN2Yz
— WATARU N. (@wataru09666) June 30, 2018
週末記録。昨日は、奈良・郡山で革命児こと青木くん&素敵本屋とほんさんのコラボイベントに行ってきました。革命児の対談相手は、過日、北加賀屋でのIN/SECTS主催イベントで力強く自著『愛と家事』の一節を朗読されてて、この人の話は聞かネバダと確信した太田明日香さん。期待通りの熱量をたっぷり。 https://t.co/sm9yTlTzya
— KANKI Naoto (@kanchiki) July 1, 2018
次回のゲストは『小さな会社で僕は育つ』の神吉直人さんだそうです。
大雨の被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。また台風がきているようで、これ以上被害が出ないことを祈るばかりです。さて、オムライスラヂオと大和郡山の本屋とほんさんの協働企画「オムラヂとほん」。次回vol.3は10/13(土)14時から!ゲストは『小さな会社でぼくは育つ』の神吉直人さんです! pic.twitter.com/RXdhiq7EvB
— 青木真兵 (@simpeiii) July 7, 2018
おまけ
大和郡山市の町並みは味があってよかったです。
いちばん気になった店
郡山のインド!? やっているのでしょうか・・・。
イベントレポ【6月[大人の読書会@TOrKA(root)]】
常滑で移動本屋さん雨の本屋をやっている藤野さんに、
大人の読書会というイベントに呼んでいただきました。
rootさんのお料理とカフェアンコーラさんのコーヒーとお菓子つき。
rootさんのお料理は本からイメージしたそう。
塩、こしょう、醤油を使った素朴ながらも深みのある味わい。
読書会は参加された方の経験をシェアしながら感想を話すような会に。
中には涙ぐまれる方もいらっしゃいました。
なかなか自分の深い思いや経験を素直に話せる場ってないんだなと思いました。
来てくださったみなさんが、
少しでも気持ちが楽になってくださったら嬉しいなと思った会でした。
藤野さんや来てくださった方の感想を少し。
常滑 rootさんであった
— Jun Meena (@junmeena) June 29, 2018
大人の読書会で 太田明日香さんが奈良から来て下さった。
愛と家事 すごく良い本でした pic.twitter.com/Xv9iSGO5M0
雨の本屋さんでは、引き続き『愛と家事』の読書会をしてくださるそうです。
また、他の本でも読書会を開催するそうです。
こうやって口コミ、手から手へ本がわたっていくのは、
とってもありがたいなあと思います。
イベントレポ【5月[She is #生活をつくる@梅田蔦屋書店 5月の特集]】
She isが大阪・梅田 蔦屋書店にて5月特集「#生活をつくる」に関連した書籍&グッズを展開中。選書は長田杏奈さん、梶山ひろみさん、きくちゆみこさん、小林エリカさん、こだまさん、生物群さん、つめをぬるひとさん、藤原麻里菜さん、ものすごい愛さん、龍崎翔子さんが担当。関西の方、ぜひチェック◎ pic.twitter.com/F0dNW5rSba
— She is (@sheis_jp) May 19, 2018
5月に梅田蔦屋書店で開催されたShe isの#生活をつくるという特集で、
『愛と家事』が選書されました。
選んでくださったのは、
な、な、なんと
『夫のちんぽが入らない』『ここはおしまいの地』が
話題のベストセラー作家
こだまさん!!!
ありがとうございます!!
本で言いたかったことを的確にまとめてくださったコメントでした。
ちょっとだけ引用させてもらいます・・・
これは愛情を持って家事をしようと勧める本ではない。また、その考えを否定するものでもない。(中略)親の愛、夫婦の愛という圧力で相手の口を封じていないか。そんな窮屈な関係から抜け出す糸口が端正な文章で綴られている。
実は、『愛と家事』にある『家族2.0』という文章は、
『夫のちんぽが入らない』にも結構影響を受けているんです。
これは、入らないことが理由で一度も性交渉してない夫婦の話です。
こだまさんはとてもユーモアのある文章で笑い話のように書かれているのですが、
性の問題って夫婦とか家族を考えるにあたって、大きな問題だと思うのです。
性の相性=子どもができる=夫婦仲のよさみたいなのが
全部イコールでつながっているように、言われたり思ったりしがちです。
でも、この本を読んで性や恋愛がなくてもつながれるかもしれない可能性を感じ、
いろんな家族のかたちがあるんだと、希望のようなものを感じました。
あと、わたしはすごくこだまさんの人柄に心を打たれました。
学級崩壊のシーンは読んでいて胸が苦しくなるところがありました。
わたしはあんなことをされたら耐えられないし、
あとあと子どもたちに笑顔で会うこともできないし、
中心にいた子に対してもっと恨みがましいことを思っただろうと感じました。
でもこだまさんは子どもたちへまっすぐに愛情を注いでいて、
そういうところが素敵だなと思いました。
また、肝心のエピソードについても、わたしは周りの夫婦と比べたり、
夫を責めたりしそうだけど、こだまさんは全部自分の胸のうちに秘めておられて、
誰も責めない姿勢をすごいと思いました。
こだまさんも田舎の出身で、親ごさんの描写などは自分の家族と重なる部分があり、
読んでいて共感する部分がたくさんありました。
タイトルでびっくりされる方もいるかもしれませんが、
家族について考える糸口になる本なので、いろんな方に読んでもらいたいです。