夜学舎

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『愛と家事』書籍版感想 2018年1月

買おうか迷ってる方に。
いろんな感想があります。

読了。いつの間にか握り締めてた型を捨ててしまおう、と思えた。#太田明日香 #愛と家事 #満月夜 pic.twitter.com/ly0SO0pJUd

— 髙橋奈鶴子 (@tsuru3po) 2018年1月31日

 

中小企業戦士の真田幸村、ヤンキー高校の転校生、坂本龍馬と、キレのある歴史パロディ漫画『もしも◎◎が◎◎だったら』シリーズの井上ミノルさんの感想。

 

『愛と家事』、極めて個人的な事柄を綴っているんだけれど主観と客観のバランスが良く、サラッと読めるけれど胸に色々な想いを残す本。母娘間の確執、愛について、結婚について。著者の葛藤や迷いに共感し、読後にはかすかな光明。多くの女性を救うんじゃないかなと思う良書。

そして!愛と家事は別!声を大にして言いたいフレーズ!「愛があるから家事をするのでも家事をするから愛があるのでもない」「『うちの味』『料理に愛情』(中略)そんな言葉なんかゴミ箱に捨ててしまえ。(中略)お母さんや主婦や妻を家に縛り付けておくための屁理屈なんか聞き流してやる」#愛と家事

— 井上ミノル (@minoru_arigiris) 2018年1月31日

 

インスタグラムでもちらほら。

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「許すとか、なかったことにする、ということではなくて、ちゃんと自分に何があったのかを理解して、そこでついた傷や、恨みや憎しみを手放して、今の家族と幸せになりたい」というところがあって、その大失敗からのいろいろは忘れるんじゃなくて手放すのか!とすーーっと心に染んでぱぁぁっと晴れた。

 

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家族をつくることに失敗した。
で始まり、
愛のもろさに恐ろしくなった。
という一文。
ヒャッとする。

 
みなさん、印象に残る部分がそれぞれで、おもしろいですね。
おおむね好意的に読んでいただいているようで、うれしいです。

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