夜学舎

太田明日香の本を出すレーベルです

集え! 名古屋のくらし系たちよ(暮らし広場:アル・トゥ・エン@太田川 4/22-4/23)

名古屋の移動本屋さん「雨の本屋」さんが出店するイベント
暮らし広場:アル・トゥ・エンで『愛と家事』の販売があります。

○イベント詳細
 暮らし広場 アル・トゥ・エン

 日時:4/22(土)-23(日) 10:00-17:00
 場所:名鉄太田川駅前

このイベントで販売にいたるまでの経緯がおもしろかったので、
ちょっと紹介させてもらいます。
雨の本屋さんとの出会いは偶然。
名古屋のテレビ塔のイベントで出店していた大阪のcaloさんに勧められ、『愛と家事』を買ってくださり、長い感想文とともに取扱い希望のメールをいただきました。

こんなふうに混乱を起こさせる本との出会いが、読書の醍醐味だと信じています。

そのことを人に伝えたくて、ちいさな本屋をやっているのかもしれません。


いただいたメールの感想が印象的だったこと、
名古屋での取扱いが初めてだったこともあり、早速取引をお願いしました。

雨の本屋さんが移動本屋さんというスタイルで本屋を始めたのは4年前。
子育て中で、急なお休みや子どもさんの学校行事のことを考えると移動本屋というスタイルの方が合っているとおっしゃっていました。

今はイベント出店やブックカフェイベントなどで本のセレクトをやったり、こういったマルシェイベントに出店しながら、映画や本にかかわる企画を行っているそうです。

扱っているのは、エッセイや小説、雑誌、写真集、絵本などの古本と、新刊。
新刊はミシマ社、夏葉社、ナナロク社、mmbooks、つるとはな社など、
「個性的で未来へも読み継いでいきたい本を出されている出版社さん」
を中心にセレクトしているということでした。

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『愛と家事』は個人的なことを書いており、読む人によってはあまり受け入れたくない部分もあるだろうなーという印象があって、
他の本みたいに、知り合いのお店に自分から積極的に営業をかける売り方はしていません。
読みたい人、興味ある人に自然に広がっていけばいいという思いで、
ひっそりと売っています。
それが、今回のように思いもよらないところからつながりができたり、
自分の思ってもみなかった場所で広がるというご縁ができて、本当にありがたいです。

自分の想定していた以上の場所に縁を広げる本の力をしみじみと感じます。

 

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