『愛と家事』を出して、2か月が過ぎました。 自分が書くべきものは、自分の中にしかない。「家族をつくることに失敗した」から始まる文章の数々は、一文ごとにどれも切実で、切れば血が噴きでるよう。少しこわくて、だからこそ引き込まれる。自分と向き合う重さに耐えた強さを感じた。太田明日香『愛と家事』(夜学舎) pic.twitter.com/8HcyjnI2En
最初は、こんな個人の結婚や離婚や家族の話を読んでもらえるだろうかと不安がありました。
また、この本にはその中でのわたしの行動や考えを、できる限り忠実に書きました。
そこには世の中の常識では批判されるような行いや言動も含まれています。
それは自分をそのまま世間に投げ出すようで、少し怖いことでした。
出してからは予想に反して、いろんな方が買ってくださり、
いろんな本屋さんで仕入れていただいたりしました。
本当にありがたいことです。
Twitterなどでも感想を書いてくださる方がいて本当にうれしいです。
せっかくなので、ここでシェアしたいと思います。
○販売先のTitleさん
○販売先のCalo Bookshop & Cafeさん
【新着】太田明日香「愛と家事」650円+税。家族について、母親との関係など、どろどろしがちな題材をさっぱりとまとめた文章は、女性なら多かれ少なかれ心の中に持っているであろうわだかまりに効きめあり。 pic.twitter.com/edT5Uf16M2
— Calo Bookshop & Cafe (@calobookshop) 2016年10月28日
○依託をお願いしているmiyakawa makiさん
太田さんから「愛と家事」が届いた。これは…よいです!しのばず本の縁日と文学フリマで販売しますよ、タバブックスで #愛と家事 #11/3しのばずくん本の縁日 https://t.co/DIaM307QKu
— miyakawa maki (@makiolog) 2016年10月12日
太田明日香さんの『愛と家事』読みました。
○読者のちなみさん
家族のこと、愛情のこと、そしてフェミニズムがいつもの生活の中でどんな意味を持つのか、ずっと考えることをやめないでいる勇敢さに胸が締め付けられた。誰かにジャッジされることを恐れずに物差しを自分の手から放さないでいようとしていると感じました。
太田さんがぶつかっているものとよく似た問題を、主婦のはしくれのわたしも抱えているけど、もっと優秀なひとには全然違う答えが見えてるのかもとか、もうしばらくしたら誰かのもっとぴったりくる意見が出てくるかもとか、自分の考えをもつことから逃げて保留にしていることが恥ずかしくなった。
— ちなみ (@hushabye_c) 2016年10月14日
考えることは、答え合わせすることじゃなくて、いまわたしを生きようとすることなんだと思った。
— ちなみ (@hushabye_c) 2016年10月14日
太田さんの文体は率直で、痛みも失敗も隠さない誠実な言葉が詰まっている。扉に書かれた〈わたしの家族、家族になれなかった人、家族だった人たち〉という一行が心に響くひとにはぜひ読んでほしいです。
○読者のマキフジさん
友だちの太田明日香さんの「愛と家事」を読んだ。気がついたらビール3缶飲んでた。太田さんに対する憧れと、尊敬と、嫉妬がある自分をとても恥ずかしいと思った。考えてきたこと、経験してきたことが違い過ぎる。あぁ、面白かった。よく眠れそうだ。
○読者のイワサキケイコキカクさん
過去#シゴトとセイカツとワタシ にご出演頂いた、編集者の太田明日香から本が届いた。私小説っていうのかしら。私ジャンルとかは分からないけれど。とにかく届いてすぐに読んだ。一気に全部。重い内容だけど読後感は良かった。「自分を信じて、今と未来だけ見て生きて」行こう。
暗い、どろどろしてる、赤裸裸だけど、スッキリ、明るい気持ちっていう感想が多いので、安心しました。
こうやって、「わたしだけの誰にも理解されない辛い経験」を
文章にして読んで共感してもらったことで、
「誰かも似たようなことを経験したり、思ったことがある」ということを知り、
わたしの中の凝り固まった気持ちも少しずつほぐれていきました。
引き続き感想については紹介させていただきます。
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