夜学舎

太田明日香の本を出すレーベルです

関わった人紹介 その3(あしたの箱さん:発送代行)

夜学舎で作る本については、なるべくその本の背景も伝えていきたいと思っています。
今回ご紹介するのは、発送代行をお願いしているあしたの箱さん。

大阪で同じ名前のギャラリーを運営されていて、何度かお邪魔したことがありました。
いつも作家さんのセレクトが素敵で、現代美術的ななかに手作りのおもむきがあるような作品が多いという印象でした。
障害者施設で作られたアート作品展もよく開催されており、
ことさらそれを強調するわけではなく、好きだから、素敵だから取り上げる
フラットな感じの展示が印象的でした。
また、2010年からASHITA no HAKO booksという名前で自主制作本を作って販売されていたり、
大阪でZINE DAY OSAKAというイベントを開催されています。

今回発送がネックだったので、発送のお手伝いをしてくれる方を探していたところ、
快く引き受けてくださいました。
ZINEの分野の先輩の助力を得て、とても心強いです!

あしたの箱さんからは

とても赤裸々・・ですがとても冷静に分析されていて、さすがにライターさんだな、とあらためて感じました。

 
という感想をいただきました。

10月はあしたの箱さんのイベントが盛りだくさんなので、そちらもお見逃しなく〜


○イベント詳細

プレイボーイwith ASHITA no HAKO BOOKS

ASHITA no HAKO booksさんでは先日7冊目の本、
「プレイボーイ~伝説の西岡~」(村井英晃著)ができあがったばかり。
大阪の肥後橋にあるcaloで展覧会も開催中だそうです。

プレイボーイwith ASHITA no HAKO BOOKS

日時:10月25日(火)~11月5日(土) 12:00~19:00(土曜は~18:00) 
場所:calo(大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル5階 )



それから、ZINE DAY OSAKAは今年も開催。
『愛と家事』の販売もあります!

ZINE DAY OSAKA

日時:2016年10月29・30日(土日)11:00~17:00

場所:レトロ印刷JAM ギャラリー・スペース(大阪府大阪市北区豊崎6-6-23)



あしたの箱さんについてはこちらから

http://www.ashitanohako.com/hako/

 

 『愛と家事』はこちらからも購入可能です。

yagakusha.thebase.in

関わった人紹介 その2(しろうべえ書房さん:発行&印刷)

夜学舎で作る本については、なるべくその本の背景も伝えていきたいと思っています。
今回ご紹介するのは、発行&印刷をお願いしたしろうべえ書房さん。

しろうべえ書房さんはご自身もマンガ家のしろうべえさんによる京都の出版社です。
最初しろうべえさんをお見かけしたのは、何かの京都のイベントでした。
会場におかもちをもって登場し、
その中から自作の本をいくつも出してその場で販売し、
その場で何冊も売れているのを見て、
本にも行商という売り方があるのか、と印象に残っていました。
さらに驚いたのは、みずから印刷機や折り機を購入し、
制作、印刷、製本までの本作りの工程を一貫して行っているということでした。


出版業界というのはピラミッド構造のようなところがあります。
その中で上を目指す方向ばかりを考え、
その構造の下の方にいる自分をどこかで情けないと考えていた自分にとって、
同年代でそんなものとは関係なしに
表現したり物を作ったり売ったりしている人に出会って衝撃を受け、
いつかここで何か作りたいと思っていました。


しろうべえ書房の奥様から

太田明日香さんの赤裸々でありながら芯のあるしっかりした文章。
妻も、こういう女性でしっかりした文体で書かれた文章はすごく好き、と絶賛。

 

とありがたいお言葉をいただきました。


しろうべえ書房さんはその後も雑誌を作ったり、
ブックカフェを始められたりと、本に関するさまざまな活動を広げています。
しろうべえ書房さんのことも是非知ってもらいたいです。


しろうべえ書房さんについてはこちらから

http://shirohbeeshobo.wixsite.com/home1/toha

 『愛と家事』はこちらからも購入可能です。

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集え、平成の文士たちよ! (大阪文学フリマ出店@堺市産業振興センター イベントホール 9/18)

文学作品の展示即売会「文学フリマ」が大阪で開催されます。

大阪編集教室のブースで、印刷をお願いしたしろうべえ書房さん発行の本という枠で
売ってもらいます。
ブースは大阪編集教室花ぎれ編集部(H-17)です。


ちなみに当日はカレー販売や交流会があるそうで、楽しそうですよ。

osakabunfree.hatenablog.com

 

○イベント詳細

大阪文学フリマ

大阪文学フリマ
日時:9月18日(日)11:00~17:00(予定)
場所:堺市産業振興センター イベントホール(大阪府堺市北区長曽根町183番地5)


○大阪編集教室について
わたしも昔通っていました。
文章や編集の基礎を教えてくれる学校です。
関西の出版関係の方とお話すると、たまに卒業生に出会うことがあります。
日本では出版関係の仕事につくハードルが高く、また現場主義が横行しているせいで、
編集や出版について学べる場が少ないです。
しかし、わたしは、出版業界の入り口が狭いからこそ、こういう場が必要だと思います。
また、編集や文章作成能力は出版業界以外でも役に立つので、出版業界を目指す人以外も興味をもってもらいたいです。

すべての人に文章や出版への門戸を開く貴重な場です。

osakahenshu.co.jp

 

 『愛と家事』はこちらからも購入可能です。

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関わった人紹介 その1(猫ノ手舎さん:イラスト&デザイン)

夜学舎で作る本については、なるべくその本の背景も伝えていきたいと思っています。
今回ご紹介するのは、イラスト&デザインをお願いした猫ノ手舎さん。

猫ノ手舎さんとは淡路島で何度か一緒にお仕事をさせてもらいました。

瓦楽器と瓦のまちをめぐるガイドブック
「瓦の音楽 かわらのまちあるきガイド」

「瓦の音楽 かわらのまちあるきガイド」を作りました

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淡路島アートセンターが作る小冊子『ぴと』特別号

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awajishima-art-center.jp

awajishima-art-center.jp



今回はこの本を作るにあたって、すぐに猫ノ手舎さんにお願いしたいと思いました。
これはわたしの最初の結婚生活の話を書いたもので、あまり明るい話ではなく、
重い雰囲気になるだろうと思ったからです。
だから、苦しくならないように、途中で張りつめた気持ちがでゆるむようなイラストを入れたいと思いました。

猫ノ手舎さんとお仕事をすると、
いつも「こういう形にしたい」というイメージを、
「思わぬ、でもこういうふうに作りたかった!」
と思えるような形に仕上げてくれます。

また、ご本人のあたたかなお人柄としっかりした仕事ぶりに
信頼感がありました。
だから、こういう個人的で重い話でも、
受け止めて形にしてくれるのでは? という期待がありました。

自分でもどう作っていいかわからないものを、
「いろんな家族の話」や「船を漕いでいるイメージ」といった
言葉の端からアイデアを出していただき、
形にしてもらいました。


猫ノ手舎さんからの感想

挿絵を描く前に伺った明日香さんからのイメージは、船でした。ちいさな船。ひとりで漕いでいる。広い海。右も左もわからない。けれど、漕いでいく。このエッセイで綴られた、正面から自身をみつめるそのままのコトバたちは、明日香さんがこの海を漕いできた軌跡のようです。
わたしは、この文章を読ませていただいたときに、コトンと静かな氣持ちになりました。


印刷をお願いしたしろうべえ書房さんの感想

内容は少し重い部分もあるのですが、猫ノ手舎さんのキュートでシュールなイラストがそれをうまく和ませている。
ナイスコンビだと思います。

 

ぜひこの挿絵も一緒にごらんいただきたいです。

猫ノ手舎さんの作品はここから
http://neconotesha.com/

 『愛と家事』はこちらからも購入可能です。

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集え、万国のZINE作家たちよ!(ASIAN ZINESTER ASYLUM出展@IRA 9/13)

アジアのマヌケたちによるNO Limit 東京自治区が9/11-17まで東京で開催されます。

NO Limit 東京自治区ではアート、音楽、社会運動をしながら
場所づくりをやっている人たちが、アジア各所から集まり、
ライブ、アートの展示、交流会、シンポジウムなどを行うそうです。

この期間中開催される、アジアのZINEスターたちが交流する
ASIAN ZINESTER ASYLUMに夜学舎の本も置いてもらうことになりました。
『愛と家事』はイベント終了後も新宿のIRAさんで取り扱ってもらいます。


○イベント詳細

ASIAN ZINESTER ASYLUM/亞洲ZINESTER庇護所 – NO LIMIT 東京自治区

ASIAN ZINESTER ASYLUM/亞洲ZINESTER庇護所
日時:9月13日(火)18:00~22:00
場所:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM (新宿区新宿1−30−12−302)

 『愛と家事』はこちらからも購入可能です。

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夜学舎企画第一弾『愛と家事』をリリースします

夜学舎企画の第一弾として『愛と家事』をリリースします。

夜学舎主宰の太田明日香が2013年から2016年の間に書き溜めた、
愛と家事にまつわる生活エッセイ集。

奈良の6坪の本屋さん「とほん」で開催されるミニコミュニケーションペーパーズマーケットにて販売します。

どうぞよろしくお願いします。

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「わたしの家族、家族になれなかった人、家族だった人たち」

をテーマに、生活、家事、愛について考えたエッセイ8篇です。

◎目次
失敗
母のようには生きられない
出せない手紙
フェミニズムとわたし
わたしには家がない
最後
愛と家事
念を送る
あとがき

(友人Mさんからのコメント)
これを読むことは、女性でも男性でも、自分の生活と家族についての様々な、
本当は大事なのに、受け流してきたことを思い出して、言いたくなったり考えたくなったりすると思う。


本体価格:650円(税抜)
仕様:A5判、40P
二〇一六年八月発行
文章:太田明日香
イラスト・組版猫ノ手舎
編集・企画:夜学舎
発行・印刷・製本:しろうべえ書房

 

(購入方法)

○Webshopからのご注文の場合
下記サイトにアクセスし、そこからご購入ください。

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○メールによるご注文の場合
下記の必要事項を埋めて、メールフォームよりご連絡ください。
折り返し振込口座をご連絡いたします。

(個人のお客様)

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委託販売も始めます。
依託は販売価格500円、残りを手数料としてお納めください。
買い切りについては3冊1500円〜
でお受けしています。
送料は無料です。


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※注意事項
発送は大阪にあるあしたの箱さんより行います。
出荷は1週間に一度です。受注日より最長7日お待ちいただく場合がございます。

 直接夜学舎からの発送に変更になりました。
受注後すぐの出荷を心がけておりますが、場合によっては2−4日程度おまちいただく場合がございます。

屋号について

働きながら、生活しながら、
夜学で生活に必要な技術や知識を学ぶ人がいるように、
夜学舎で作る本が、生活のことを学びたい人や考えたい人にとって、
夜学のような場になってほしいと、この屋号をつけました。

先人の知恵、
それを実践して暮らす人の姿、
職場や家庭で見過ごしたり流してしまうちいさな出来事、
くらしの中にある葛藤やとまどい、言葉にならない思いを、
本にすることでいろんな人と共有し、
それぞれのくらしにおいて、実践したり考えたりするための
糧を作っていきたいです。

2016年9月2日 太田明日香

 第一弾の『愛と家事』はこちらからも購入可能です。

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